死神在线看(死神在线看原版)

　　恋次とルキアが日番谷らのところへ現れる。

　　と同時に落ちて来る無数の光に襲われる２人。

　　恋次「うおおおおおッ!?」

　　ルキア「な…………」

　　■お二人さんの身に――…

　　恋次「うおおおおおッ!?」

　　ルキア「な…………何だあれは…!?」

　　■何がっーー!?

　　そこには姿の変わり果てた巨大なジェラルドの姿が。

　　日番谷「生きてたか朽木!阿散井!!」

　　「こいつはお前等が戦ってた敵の成れの果てだ!!」

　　「化け物だぞ!気をつけろ!!」

　　おとな隊長の姿に固まる恋次。

　　恋次「……だ………ッ」

　　「誰だ………!?」

　　ルキア「たわけ!声でわからぬか!!」

　　「恐らく日番谷隊長の兄上だ!」

　　恋次「なるほど!はじめまして!!」

　　日番谷「ああそうだ!初めまして!」

　　済まぬ(投げたか……)

　　とそこで何かの気配に気付くルキアと恋次。

　　２人「!!」

　　さらに石田もその気配に気付く。

　　真世界城を見上げる恋次たち。

　　ルキア「一護――!」

　　場面変わり、一護。

　　■視線の先に――

　　鼻毛「抜かぬのか」

　　「随分と無防備な事だ」

　　「―――と言いたい所だが」

　　「どうやら無防備な訳ではないな」

　　ユーハバッハは一護の纏う力強い霊圧を感じ取っている。

　　鼻毛「漲る霊圧が形となって見える様だ」

　　「強くなったな…―――いや」

　　「それこそが本来のお前の力だ」

　　「さあ来い右から来るか左から来るか楽しみに待とう」

　　一護「何言ってんだよ視えるんだろ」

　　「俺がどう斬りかかるかなんて」

　　鼻毛「力は使わぬ久しぶりの父子(おやこ)の会話を愉しみたい」

　　一護「俺の親はあんたじゃねえよ」

　　鼻毛「黒崎一心かあれは仮初(かりそめ)の父親に過ぎぬ」

　　「お前は既に聞いた筈だ自身の力の根源について」

　　一護「聞いたさそれが何だ」

　　「あんたは俺の親じゃねえ俺の親を殺した男だ!」

　　鼻毛「母の事か女々しいぞ一護!」

　　刀を抜く一護。

　　一気にユーハバッハの方へ飛び出していく。

　　一護「月牙天衝!!!!」

　　渾身の一撃を放つが、あの黒いオーラのようなもので防ぎきるユーハバッハ。

　　さらにカウンターを放ち、一護の方へ黒いもやもやを向けていく。

　　しかしギリギリで織姫の三天結盾がガード。

　　一護はいったん距離を取り、襲い掛かる黒いもやもやを斬りおとしてユーハの元へ。

　　しかしユーハを目前に、またしても黒いもやもやに腕を取られて固まる一護。

　　お互い顔を突きつけたまま、口を開いたのはユーハバッハだった。

　　鼻毛「――何を悲しむ事がある」

　　「奴は死すべくして死んだのだ」

　　「お前を産み死神在线看我が糧となる為に生きた」

　　「何が不満だ」

　　「これ以上の幸福があるか!!」

　　その一言で一護の怒りは最高潮に。

　　しかしユーハバッハが一護を壁に投げつけていく。

　　織姫「黒崎くん!!」

　　鼻毛「――話は終わりだ愉しかったぞ」

　　立ち上がるユーハ。

　　霊王の目がさらに大きく、不気味な霊圧を放っていた。

　　ユーハ「さあ戦おうか一護」

　　■帝王立つー!!